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地球は青い星であるといわれます。広大な海と大気の青さで、地球は宇宙から見ると青く見えるのだそうです。広い海があり、いたるところに水があることから、地球は「水の惑星」であると呼ばれます。地球が「土の惑星」であるという人もいます。将来、金星や火星で土が見つかるかもしれません。
しかし、今のところ土は地球にしかないと考えられています。なぜなら、土は生物の存在によって起こる物理的・化学的な変化により生成し、今のところ金星・火星には生物がいないと考えられているからです。
生物が地球にしか生息しないというのであれば、生物の存在が必要な土も、地球に固有の資源であるということです。地球は「水の惑星」であると同時に、「土の惑星」でもあるわけです。
農林業は、そして「農山村」は、その水と土を活用して生物という再生可能資源を生産します。「農山村」は、「水の惑星」「土の惑星」である地球の分身のようなものといえるかもしれません。宇宙船地球号を守るとは、そのような地球の分身としての「農山村」を健全に維持すること、「農山村」の再生可能資源を活かすことなのかもしれません。
だとすれば、現世代のわたしたちには、分身である「農山村」を適正に維持し、農林業を太陽の恵みと水と土を本当に活かす更新性のある生産活動として再生・創造して次世代に引き継ぐことが求められているといえます。
『地域資源計画学研究室』では、このような立場で農業の再生・創造をめざしながら、未来の「農」や「農山村」を考えています。
小林 久
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